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時には昔の話を-1-

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Hi!フリスキーです。

突然ですが、みなさんには大切なアイテムってありますか?
苦労して取ったAF。珍しいレアアイテム。初めてGMになった時に作った銘入りの生産品。
お友達からもらったプレゼント。みんなで力を合わせて成功させたイベント縁のアイテム。
エトセトラエトセトラ。
いろいろあると思います。
こういうアイテムが大切なのって、込められた思い出がとっても大切だからですよね。
自分がブリタニアで生活して体験した、あんな思い出やこんな思い出、
その瞬間瞬間が触れるたびに思い起こされてくるんです。
私の大切なアイテムの一つに、いつも持ち歩いている包丁があります。
別に特別な効果がついているわけでもないし、ネオンだって100%だというわけでもないです。
なのに何故これを大切にしているというと、
そうです、大切な思い出の品だからなんです。


私の大切な思い出。




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大切な・・・

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思い出・・・







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これが昔のわたしですw

嘘ですよ。嘘嘘。

わたしの包丁は彼からもらったものです。
つまり、今回のお話は彼に関する思い出です。(照れっ


彼と出会ったのは、ヘイブン近くの鉱山でした。
わたしはまだヤングタグが取れたばかりの見習生産師で、
その頃は修行用の鉄を集めるため、山肌を掘って鉱石を集めては、
鍛冶屋に運んでインゴットに精製することを繰り返していました。
鉱石って、とっても重いですよね。
大きい鉱石なんかだと、数箇所掘っただけでもう持てなくなっちゃったりします。
そのためみんな掘りをする時には、荷馬やゴキを連れて行って、その子達に持ってもらうんですが、
ですが・・・わたしその頃そんな便利なペットの存在知らなかったんです^^;
だから数箇所掘っては鍛冶屋にダッシュ、掘ってはダッシュの繰り返しでしたw

ペットを連れてない鉱石掘りって、やっぱり周りの人にはおかしく見えるんでしょうか。
わたしがエッサホイサ岩を削っていると、じっと立ち止まってわたしの方を見てる人がいるんです。
その人は、いったん姿を消したと思ったら、一頭の荷馬を連れて戻ってきました。
そして急にわたしに話し掛けます。

「Friskyさん、Friskyさん、ちょっとお話があるのですが。」
その頃のわたしはMMOというものに慣れておらず、
街行く人に話し掛けるのはおろか、話し掛けられるのさえ苦手でした。
ドキドキしながら「な、なんでしょうか?」とタイプします。
「実は私の友人が貴方に一目惚れしましてね。
で、叶わぬ恋というのは本人もわかっているようで、
せめてか弱い女性ながらに鉱石掘りを頑張る貴方の手伝いをしたいと申しておるのです。」
(初対面の人間に何言ってるんでしょうね、この人はw)
混乱するわたし。彼は話を続けます。
「あ、ご紹介します。私の友人の荷馬山君です。」
よく見ると、彼の連れてきた荷馬には、「nibayama kun」という名前がついています。
わたしは笑ってしまいました。

「えと、わたしは人間ですので、お馬の人とはちょっと恋仲にはなれないかなw」
「ええ、彼もそれは存じているようです。
ですので、せめて貴方のお仕事の手伝いをすることで、傍にいさせてくれないかと言っています。」
「ええと、振り向くことはたぶん無いと思いますが、それでもいいなら・・・。」
「ありがとう。彼も喜んでいます。」

彼はそう言って、わたしに荷馬のオーナー権を移譲してきました。
そして、ペットの扱い方すら知らないわたしに、一から色々と教えてくれたのです。
荷馬山君のおかげで、わたしは以前よりもっと楽に鉱石が掘れるようになり、採掘がとても好きになりました。

でも・・・変な人でしょw
わたしも彼と最初会った時は「変な人だなぁ」と思っていました。
まさか今後長く付き合っていく人になるとは、夢にも思っていませんでした。
しかし人の出会いというのは不思議で、
わたしと彼はこの後、数度偶然に再会し、そしていつしか一緒に狩やダンジョンに出かけるようになるのです。

(長いので、「時には昔の話を-2-」に続く)

荷馬山君はどうなったの?という質問をいただいたので、
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by frisk_tarou | 2005-03-19 00:41 | Frisky! | Comments(7)

人狼:050315

第2ゲームに参加。
牧師貰って完敗。
祈祷師0、牧師2の配役で、見事にブロックした牧師をリンチにかけてしまった。
死体の出方や、ブロックの状況、投票結果を見る限り、
じゅうぶんに信用に値するブロックであり、
おそらく私が牧師で無ければ信用していた自信はあるのだが、
10人アドバンスで牧師2より1の方が可能性が高いだろう、
その安易な考え一つで、それらの推理を全部投げ捨ててしまった。

悔しい。
悔しくて寝床で身悶えした。

私は配役数を読むのが下手だ。
自分の中で決めた配役数に引っ張られて失敗することが多々ある。
「最初から配役数を決めてかかると危ないと思います。」
私は、たびたび初日の会議でこう口にする。
周りの人間に言うと共に、その実一番言い聞かせているのは自分自身に対してなのだ。

皆はどのようにして配役数を推理しているのだろうか。
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by frisk_tarou | 2005-03-16 08:43 | 人狼:プレイ記録 | Comments(6)

人狼なら何でもいいわけじゃない

何時までも不適切な名前に関する記事をトップにおいておくと、
セクシャルハラスメントとしてコールしますよ、と脅されたので渋々更新。


人狼におけるメタ的要素について考えてみた。
その結果、何やらモヤモヤしたものが、
心中の隅の方に張り付いてしまったのだが、まずは自分なりに纏めを。

人狼におけるメタ的要素には以下の2種類がある。

 a:自分自身に関するメタ的要素
 b:自分以外のプレイヤーに関するメタ的要素

そして、そのメタ的要素が、実際にゲーム中で使われる状況にも2種類がある。

 1:自らの中で推理を導く
 2:他のプレイヤーを説得する

2の場合、メタ的要素の使われ方にも、直接的と間接的の2種類があったりするのだが、
名無し村では直接メタ的要素を使うことが堅く禁じられているため、ここでは考察に入れないことにする。

この区分は、例えば、狼の時に
「いつも色々な可能性を提示する自分が、裏ロジックを組まんがために、
序盤から特定の人に容疑を集中するのは怪しい」
と考え、会議場での容疑の矛先を散らしてみたりするのは、a-2のパターンであり、
「○○は慎重な傾向があるため、狂人であっても初日から動くパターンは少ないのではないか」
と推理を導くのはb-1のパターンにあたる。
勿論厳密性など欠片も無い大まかな区分のため、各区分の定義など曖昧であるし、
境界線も分かり難い(a-1のパターンなど強引な定義が必要だ)のだが、
要は一口にメタ的要素といっても、均一に扱うべきものではないということである。

以前の記事におけるコメントでも書いたのだが、
私は純粋な推理ゲームとしての人狼が一番好きだし、それ(もしくはそれに近いゲーム)ができたのなら何も言うことはない。
ならば、何故このようにメタ的要素を持ち出してきたのか。
それは、やはり一つのコミュニティで人狼を続ける以上、メタ的要素というものが避けられないものであるからである。

「出来得る限りメタ的要素は排除したい」、しかし、「メタ的要素は否応が無く思考に忍び込んで来る」。
プレイヤーが他のあるプレイヤーを怪しいと思う。
その怪しいという思考は言うなれば直感であり、その直感の裏には、
例えば、本当に村人ならばこういう行動はすまい、といったような一般的(客観的)論拠か、もしくは、
この人のこういう行動は怪しい、といったよう、ごく主観的メタ的な推理がある。
この人怪しい、と感じた瞬間に、その根拠がどちらにあるのかを把握し、
なおかつメタ的要素であれば思考から排除しようというのは、おそらく相当難しいのではないか。

メタ的要素を完全に排除してゲームを行うのは難しい。
ならば、一度メタ的要素でいけるところまでいってみようじゃないか。
そうすれば、論理的な要素とメタ的要素の折り合いも見えてくるかもしれない。
それが私がメタ的要素について考え出した理由である。
そして加えてもう一つ。
私は、性根が卑怯な人間なので、ゲームで自分が負けた場合の原因を、
客観的理由でなく、ごく主観的な理由に結び付け、それで納得しようとする傾向がある。
そして、今まではそのメタ的要素に関して、自らの預かり知らぬところとして、
故意に触れないようにしてきたというのがある。
その自分の矮小さに対し、ならば、そのメタ的要素を使って勝てるかどうか試してみやがれ、
という思いも今回のメタ的要素云々には関係してるだろう。

と、ここまで考えてふと思った。
私が好きなのは、純粋な推理と説得のゲームとしての人狼である。
現在私がメタ的要素を持ち出して語っている人狼は、果たして私が好きな人狼であるのか?
もしかして、冷めてきた人狼熱を延命するためだけに、
自らに課題を与えている「ふり」をしているだけではないのか。
そうだったのか、と目の覚める思いというわけではない。
しかし、きっぱりと否定するだけの自信も無い。

人狼なら何でもいいわけじゃない。
私には、私の好きな人狼がある。
もう一度考えるべきだと思った。
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by frisk_tarou | 2005-03-13 16:10 | 人狼:雑文 | Comments(9)

ねんがんの TMAFそーどでぃすぷれい を てにいれたぞ!

パラリより。

◎Ancient UrnsとHonorable Swordsの名前で、不適切だと思われるものが1つ修正されます。



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ウタマラゲッツ!
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by frisk_tarou | 2005-03-04 18:00 | Comments(11)

人狼:050302

ログは"「汝は人狼なりや?」掲示板"より拝借。
ルーキーさんありがとうございます。


色々と思うところあってYu-kaという即席キャラで参加。
思うところとは、前の日記に書いたメタ推理について。
Friskというキャラじゃない状態で、普段のプレイをすればどうなるのだろうというもの。
別に初心者プレイやネカマプレイをするつもりじゃないので、キャラ造りは無し。
Friskだとばれてもいいし、隠すつもりも無し。
ただ、ちょっと堅い感じ(ゲームに関して真面目?)でいこうかと思った。

さて、今回の役は狂人。
できれば村人が欲しかったのは内緒。

初日会議。
気付けたことは無かった。

>Tiki: ブロ宣言しません
>Tiki: ブロックとか言い出したら
>Tiki: 問答無用で吊ってもらっていいです

狼のティキさんによる発言。
混乱の会議の中で流されてしまったが、面白いと思った。

初日の部屋割りは、
Sincere→Richa→Jezza、SEA anemone→sakura→Tiki
gekkou→wars man→Yu-ka、Kain-Lieselotte

部屋では全く推理に関する話は出ず。
あまりにも他の二人が堂々とネタ話をしているのが怖くて、
とりあえずブロック狂言して様子を見ることに。
食われてしまっては実験どころではない。
他の部屋の状況を見て撤回することも可能ではある。
月光さんから襲われたと狂言。
あ、あとセクハラ受けた。

初日明けてみると死人無し。
これは狂人なら動かなければいけないだろうと、狂言継続。
結局動きがあったのは(表面上は)私の部屋だけであり、当然リンチ投票は行われず。
死人無しの理由を考えた時に、余りの二人部屋が狼なのだろうかとも考えたが、

>Kain: ちなみに部屋で
>Kain: リーゼさん狼ゆってたです
>Kain: 以上
>Lieselotte: それはないですよ

という発言があったため、部屋にばらけてパスかなと判断。
狼同士の狂言の可能性も考えたが、あの場で言い出すメリットが薄いと感じた。

二日目の部屋割りは、

gekkou→Kain、Tiki→Jezza、Sincere→wars man、
sakura→Richa、Yu-ka-SEA anemone-Lieselotte

部屋にて、シーさんが私のブロック狂言に疑念を持っていると発言。
シーさんが言うには、初日の部屋でティキさんをブロックしたらしく、
おそらくジェザさんとティキさんが狼なのでは無いかとということ。
そして話の途中で死亡。
牧師がブロックをしたのにも関わらず、会議でその事実を伝えなかったということは、
過去にも何度か起こった事態であり、本当である可能性も強い。
本当ならば、リゼさんは狼であり、彼女を他のプレイヤーの疑惑にさらさないようにするのが狂人の仕事。
場合によっては、自らリンチされるよう仕向ける必要もあると考える。
嘘ならば、逆に大切な狂人の自殺で、狂人である自分まで死ぬわけにはいかず、
リゼさんに容疑を振らなければならない。
狂言をした狂人としては、どちらにでも対応できるよう、
とりあえずリゼさんとシーさんは自殺であろうということで話を合わせる。

翌日広場に集まると、
シーさんの他にりちゃさんと同室だった桜さんが死亡。
リゼさんが部屋の状況を語る時に、
シーさんの「ティキさんをブロックしました」発言に触れていなかったことから、
おそらく、リゼ-ティキラインが狼でないかと読む。
ただ、りちゃさんが狼ではない自信が持てず、
私も含め、牧師宣言が3名であったこともあり、
月光さんと、さらに彼の同室者で自称牧師のカインさんを攻めてみるも、会議の流れを変えるには至らず。

あと、個人的反省。

>Yu-ka: 私は投票先をカインさんかリゼさんのどちらかに絞りたいと思います

月光さんを度忘れしている。阿呆め。

結局リンチ投票ではりちゃさん死亡。
さて、問題はこの後。
月光さんをブロック狂言した身としては、翌日のカインさんの部屋で死者が出てもらわなければ困ってしまう。
そして部屋割り。

Kain→Yu-ka、Tiki→gekkou、Lieselotte→Jezza、Sincere-wars man

なんとそのカインさんからご指名。
そして月光さんも、おそらく狼であろうティキさんから指名されている。
これは私自殺で、ティキさんが月光さんを嘘カウンターという道しかあるまい。
ティキさんがシーさんを襲った事実が明らかにされていない以上、導き出せるロジックは一つ!
勝利はもらった!
と、思っていたのだが、初日にカインさんとリゼさんが同室しているのを見落としていた。
つまり、リゼ-カインという可能性も成立し得るのだ。
生きていれば投票で割れるという可能性にも気付かなかった。
まぁこちらはサイコロ勝負となるため、気付いても死んでいたと思うが。

そういうわけで自殺。
次の日の投票で、カインさんがリンチとなることを星に祈っていたのだが、願いは届かず。
2日連続で死者を出したリゼさんがリンチを受ける。

あとは翌日カインさんリンチ。
翌々日ティキさんカウンターで終了。
悔しさの残るゲームであった。

あと、幽霊PTで色々あって、少し嫌な空気にしてしまった。
あの場にいた人には本当に申し訳ない。

メタ推理?ああ、もう忘れてたよ。
ゲームやりながら思ったのは、メタ推理を使うと公言するならば、
正体を隠した即席キャラで挑むのは卑怯だということ。
私は相手の個人的傾向を知っているが、相手は知らない。
つまり、相手の情報は得られるのに、自分の言動に注意する必要が無いというのは、どうもフェアではないということ。
なので、メタ推理云々ということに関しては、Friskでじっくりと考察していきたい。
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by frisk_tarou | 2005-03-04 15:46 | 人狼:プレイ記録 | Comments(13)

人狼:050301 & メタ推理について思うこと

ログはティキさんよりいただいた。
いただいたログに載っていないところは、記憶によるものだったり捏造だったり。

第2ゲームに狼として参加。
結果を先に言うと、死亡者が、狂人と狼のみのパーフェクトゲームという結果に終わる。
しかも3日目にして終了&2日目被リンチという最悪のおまけ付である。

周りの反応としては、取り立てて言うべきことがあるゲームでは無かったようだが、
私としては、ごく個人的な要素も含め、いくつか考察に値する点があった。


とりあえず普通にゲームを振り返る。

ゲームの開始前には、当然配役があるわけだが、
今回の司会であるNIMOさんが、よくずばっと狙った配役を行うため、
狼か祈祷師を貰うのでは無いかとおぼろげながらに思っていると、

NIMO: 熊です。

やはりだ。
私が狼ということは、次に言う台詞も読めるぞ。

Frisk: お前は「相方はゴンさんです。」と言う。
NIMO: 相方はゴンさんで・・ハッ!
ズッギャーン。

この時点で私の運命は決していたのだろうか。
否、と言いたい。言わせてくれ。


狼PT内で互いに暖かく罵りエール交換しあった後、ゲーム開始。
何だかわからないが、今回初日に動くことに関して危険を感じ、初日は同室の方向で固まる。
混沌の初日会議で、ネタっぽくゴンさんと同室の下地を作るが、
指名権は来ず、結局私がティキさんに指名受け、ゴンさんは余りで3人部屋という状況になる。

部屋割りは
ENYO→Maria、Rizu→Namika、Tiki→Frisk、Gekkou-Gonz-Wars man

同室が組めなかった以上、ここで何らかのアクションを起こしておかなければ、
後々の展開において狼側がジリ貧となってしまう可能性が強い。
しかし、NIMOさん司会の配役の傾向として、私とゴンさんを狼として組ませるならば、
Tikiさんにも何らかの能力を持った役を配布している可能性が高いと読む。
私は、おそらく狂人か祈祷師であると思い、部屋で見極め、万が一村人だと確信できた場合は動こうと考える。
つまり基本はパスである。
部屋でのTikiさんは、余裕を持っているように見受けられた。
また、部屋での

>Tiki: う~んとねえ
>Tiki: 全然わかんないから
>Tiki: 裸組避けただけ~
(私を選んだ理由を問われて)

というような、意図的な指名では無いという主張や、
さらに言うならば初日会議での、

>Tiki: 初日の人狼宣言が正しい確率1%
(私の人狼宣言を受けて)

といった、私=狼とは思ってないという趣旨の発言が、
逆に私の襲撃を誘っているように見えたため、パスをする方向で固まる。

Tikiさんとの話の最中にゴンさんの部屋で、
うぉずがブロック狂言の後自殺したとの情報が入る。
これでゴンさんは食べてもいないのに死人を出し、なおかつパスを消費するという状況に。

会場に戻り、夜明けを待っていると、エニョさんが自殺しているのが判明する。
これでおそらく狂人は全滅。
さらに言うならば、狼-Gonz・Frisk、狂ENYO・Wars manという配役を見る限り、
NIMOさんがTikiさんに能力者の役を与えない可能性の方が低いと読み、
ここで何とか村側、もっと言うならば役持ちを殺さないことには、狼側の勝利の芽は出てこないと考える。
明日には狼が同室にならない限り、動かざるを得ず、
また死者の発生が期待できない状況下での同室は、むざむざ村側に推理の材料を引き渡すようなものであった。
リンチ投票を割る方向へと流れないようにし、
おそらく能力者であろうTikiさんを容疑者とするため、私がブロック狂言をする。
(死者は2名出ているし、そのうち一つは3人部屋であるため、容疑者は3名出ている。
Tikiさんの能力者は濃厚なのだから、Gonzさん以外の人をうまくリンチでき、
翌日Tikiさんを避けて確実に2名食べることができれば、サイコロ勝負には持ち込むことができた。
それをしなかったのは、私やGonzさんの嗜好が、サイコロ勝負を好まなかったためだ。)

当然、Tikiさんは反論をする。

>Tiki: 嘘ですね
>Tiki: えっと
>Tiki: 聞いてください
>Tiki: 狼は2人とも健在です
>Tiki: カウンター宣言ないからね。
>Tiki: そして
>Tiki: フリさん
>Tiki: 間違いなく狼側
>Tiki: 多分狂人です
>Tiki: つまり
>Tiki: 生き残り7人のうち
>Tiki: 3人は狼側です
>Tiki: 村がわは
>Tiki: 全員票と集めないと
>Tiki: 対抗できません
>Tiki: 私から見て
>Tiki: 確実に狼側なのは
>Tiki: フリさんだけです
>Tiki: フリさん吊りましょう

私も反論。

>Frisk: 私にとっても確実なのは
>Frisk: てぃきさんだけなのですよ
>Frisk: 同じ台詞を
>Frisk: 返します。
>Frisk: 「てぃきさんを吊りましょう」

ごく主観的な理由から、「この人は狼側だ」と主張しても村人の同意が得られるわけがなく、
この時点でのTikiさんと私の立場は五分であるはずだ。
むしろ、先にそのような「村側の同意を得られない主張」をしたTikiさんの方が、
印象的には悪いとすら考えていた。
主観的な主張のみに留まることを避けるため、上記の発言の前に、

>Frisk: ティキさんは誰に入れるつもりなんですか?
>Frisk: 「この場で」
>Frisk: 発言してください。

といったような、客観的な足跡を残すことを求める発言を挟んだりもした。
この発言の後、死者部屋のMariaさんが牧師宣言。

>Maria: 私は
>Maria: 牧師なので
>Maria: フリさんの
>Maria: ブロックは
>Maria: 信じていません

私は、ブロック狂言によって、2名から確実な容疑を受けることになった。
しかし、逆に初日の容疑者である2名が固まることで、狼側に仕立て上げやすくなったとも言える。

>Frisk: 見えましたね。
>Frisk: マリアさんの牧師は撤回しませんね?
>Frisk: 私視点では
>Frisk: ティキさん確実
>Frisk: まりあさん黒に近い灰色です。
(黒とは狼のことであり、マリアさんが狂人である可能性を考えての発言であった。)

Tiki-Mariaラインを主張したところで、

>Tiki: じゃあ
>Tiki: 言いますよ
>Tiki: 私が祈祷師です

ティキさんの祈祷師宣言。
これが狼側にとって致命的であったと取るか否か。
私は、むしろこの発言によってティキさんの容疑が深まるものとみた。
Tiki-Mariaラインが明らかになり、苦しくなったところで、生き残るために能力者宣言。
村側から見れば、このような見え方がしないものかと思い、

>Frisk: 生き残りたい思惑が見え見えです。
>Frisk: 本物は
>Frisk: 名乗り出てもいい場面だと思います。

(いやしない)本物に名乗り出ることを求める。
ここでの誤算は、この発言の後、すぐに会議が終わる頃だと思っていたのが、
存外長く続いてしまったということ。
しかし、本物がいたら名乗り出るということが、
村の総意として求められたものでは無いため、それほどの痛手にはならなかったと思っているのだが。

そしてリンチ投票。
一度目は

>gekkou: TIKIさんで
>Maria: ふリスクさん
>Rizu: ふりすく
>Namika: Gonz
>Frisk: ティキさんで。
>Tiki: フリさんで
>Gonz: Tiki

私とティキさんで割れる。
この時点でNamikaさんがGonzに投票しているということから、狼側の負けは濃厚であるが、諦めるわけにはいかない。

決選投票前の弁明。

>Tiki: 対抗COがない以上
>Tiki: 私が祈祷師です
>Tiki: 大賀m側は
>Tiki: 狼側は
>Tiki: フリさんゴンさん間違いなく
>Tiki: 月光さんは勘違いしてるだけかもですが
>Tiki: フリさんが狼側なのは確定です
>Tiki: お願いします
>Tiki: 以上です

直前の投票も推理材料に入れ、なかなか厳しいところ。
しかし、祈祷師の対抗COなどは、前述のように村の総意によるものでないため、そこを突くことに。

>Frisk: 確定確定と言う割には理由を提示しない。
>Frisk: 私がブロック宣言をしたら、牧師が死者部屋の中から牧師があわられ
>Frisk: そして、祈祷師まで。
>Frisk: 村の総意の無いCOに
>Frisk: どれだけの意味があるのか。
>Frisk: 以上。

内容自体は悪くは無かったと思うのだが、やはり言い方がまずいかったか。
まぁそれは後述。
そして再投票。

>Rizu: フリスク
>Maria: フリさん
>gekkou: フリさん
>Gonz: フリスク
>NIMO: フリさんリンチです

圧倒的!圧倒的ィ!

翌日の部屋割りにて、ゴンさんがめでたく祈祷師のティキさんと同室し、

>Gonz: OooOooOOOoOoOoo

何言ってるかわかんねぇよ。

>NIMO: 今回は村側のパーフェクト勝利です

狼側のパーフェクト敗北に終わる。


反省。
つくづく人狼というゲームにおける、「印象付け」の大切さを感じさせられる。
私の主張とティキさんの主張自体は、五分五分であったはず。
それがあそこまで投票で差がつくということは、やはり私の説得の進め方に問題があったのだろう。
特に最後の弁明では、ティキさんが怪しいという理由を列挙しているが、
ああいう場面において、目についた「怪しい要素」は全て述べる必要はなく、
一番印象が強く残せるものにだけ絞り、それを強く主張するべきであった。
理由の列挙は、一つ一つの理由の印象を薄くし、却って全体の印象を薄くしてしまう。
質より量という言葉は、人狼における説得では何ら意味を成さない。
細かい点を挙げるとまだまだあるが、まぁ、うん、
精進しよう。


メタ推理について。
私がこのゲームのプレイ記録を書こうと思った理由の半分が、
メタ推理についての考察を行いたかったためである。
メタ推理とは、(本来的なメタの意とは違う気もするが)、論理的客観的要素ではなく、
ごく主観的非論理的要素を用いて推理をすることで、
例えば個人的な傾向を挙げて推測を行うことなどである。

読んでくれた方は気付いたかもしれないが、
私は、このゲームで、NIMOさんの配役の傾向を手がかりとしてプレイヤーの役を推測したことを記述している。
私は、言動の個人的傾向を理由に他人を説得することはしないし、
こういう場でゲームを振り返る時にも、出来得る限りメタ的な要素による推測には触れないようにしてきたと思う。
思ってるだけで実際どうだか知らないが。
しかし、実際には言葉に出さないだけで、私もメタ推理を行っているわけであり、
この辺り、完璧に公正な歴史など形成し得ないことを知りながら、
公正な歴史の構築を公言する歴史学者に対して感じるような欺瞞性を、自分自身に対して抱いているのである(正確に言うと両者は全然別物だが)。

何故公の推理の場でメタ推理を持ち出さないのか。
それは、ゲームの行われているあの場、名無し村という場所が、
オープンゲームを開催するために築かれた場であるためである。
メタ推理を行うためには、個人的な情報のため、ある程度ゲームを一緒に行った経験、
乃至は個人的な付き合いが必要となる。
名無し村では、実情はどうあれ、オープンゲームという建前がある以上、
過去のゲームや、私的な繋がりをゲームに持ち込むことは禁じられている。
それは、その場で得られない情報を扱えるかどうかによって差がつくことは、ゲームとしてフェアでは無いし、
皆が同じ参加者として均質に扱われないということについて、
感情を害するプレイヤーが出ないように配慮したものである。

名無し村がオープンゲームを理念としている以上、公の推理の場でメタ的要素を持ち出すことは避けるべきである。
これは良い。
しかし、
メタ推理は完全に排除されるべきものである。
これには素直に頷きにくい部分がある。
何故ならば、私もメタ推理を行っているし、そしてそれは避けられ得ないものである。
ゲームを重ねるうちに、否応が無く顔見知りは増える。
顔見知りが増えれば、個人個人に対するパーソナルな情報の蓄積も行われ、
結果として、意識的無意識的問わず、メタ推理が行われる余地がどうしても現れてしまう。
ならば、このメタ推理を前提としたプレイ方法も必要となってくるのではないかと考える。

「Friskだから怪しい」。
まさかこれをゲームに本気で持ち込んでいる人間はいないと信じたいし、
もし持ち込まれているならば人狼をやる意味など無いのだが、
「Frisk(がこの場面でこの言動)だから怪しい」、ならば、少なくとも私は、正当な理由になると考える。
勿論この理由を以って説得にあたることはできないが、
そのプレイヤーの中で容疑者を固めるためには、大いに活用すべき武器であると思う。
本来推理は帰納的であるが、メタ推理で容疑者を固めた後に、
周りを説得できるだけの理由を探すというプレイ方法も、時には有効なのではないか。
そうなると逆に、自分自身の言動の傾向を冷静に見つめ、
自らの役を悟られないようにすることも必要となってくる。
オープンゲームではない身内的なゲームでは、当然のように行われているプレイであろう。
名無し村との違いは、表に出すか出さないかの点に尽きる。

私は何もゲームの身内化を推奨するわけではないということはわかってもらえると思う。
UOで人狼勃興当初、知り合いの少なさ故に、ゲームがやりたくても一緒にやる人がおらず
悶々とした日々を送っていた私にとって、
名無し村というオープンゲームの場は、非常にありがたい存在であったし、
これから参加する人のためにも、そういう場であり続けて欲しいと考えているのは言うまでも無い。
ただ、名無し村の在り方と、自らのゲームにおける課題は別なわけで、
表面に出さないことを条件に、メタ的な要素によるプレイ方法を成熟させる必要性を切実に感じているわけである。
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by frisk_tarou | 2005-03-02 08:37 | 人狼:プレイ記録 | Comments(9)